チュニジア

チュニジア
تونس (トゥーニス) (アラビア語)
Tunisie (テュニズィ) (フランス語)
Tunisia (チュニージャ) (英語)

Flag_of_Tunisia.png

古くからオスマン帝国の間接支配のもとで独自の王朝を維持してきたチュニジアは、1831年(1835年説あり)に独自の国旗を制定。1880年代にフランスの保護国となったものの、王朝と国旗は維持され、1956年にチュニジア王国として独立。翌1957年に共和制に移行したものの、当時の国旗はマイナーチェンジを経て現在まで使われています。

国旗はオスマン帝国時代の名残を色濃く残しており、帝国の後継国家トルコの国旗と比べるとよく似ていることが分かります。月と星はイスラム教のシンボルですが、同時に月は古代この地に栄えた都市国家カルタゴの守護女神の象徴でもあります。地色の赤はオスマン帝国国旗の色を採用したものです。1999年までは、月の先端が現在より細く、鋭利でした。

チュニジアは古代ローマの時代に都市国家カルタゴが栄えた地として知られ、現在その遺跡は世界遺産となっています。これを目的に訪れる観光客も多く、石油資源の代替産業としてチュニジア政府が観光業の振興に力を入れた結果、アラブ・イスラム世界の中ではかなり戒律の緩い国となっています。

縦横比:2対3


チュニジア共和国
الجمهورية التونسية (アル=ジュムフーリーヤ・アル=トゥーニスィーヤ)
République tunisienne (レピュブリック・テュニズィエンヌ)
Republic of Tunisia (リパブリック・オブ・チュニージャ)

Map_of_Tunisia.gif

統計データは原則として2015年時点のもの。

[地理]
位置:アフリカ
面積:約16.4万km² (北海道のおよそ2倍)
人口:約1124万人
都市人口率:66.8%
首都・最大都市:チュニス (ア:تونس 仏・英:Tunis)
主要民族:アラブ人(アラブ化したベルベル人を含む)98%
       アラブ化していないベルベル人1%
       少数のヨーロッパ系白人、ユダヤ人、トルコ系など。
主要言語:アラビア語が公用語で、ほとんどの国民の母語となって
       いるが、教育、司法、ビジネスなど公共性の高い場では
       フランス語も広く使用される。国民の約6割がアラビア語
       とフランス語のバイリンガル。他に少数だが、ベルベル系
       諸言語の話者も存在する。
主要宗教:イスラム教(国教)98%
        スンナ派97%
        特定の宗派に属さない1%
       少数のキリスト教(大半はカトリック)、ユダヤ教など。

[政治・軍事]
建国:1705年7月15日(フサイン朝チュニス侯国成立)
独立:1956年3月30日(外交権の回復。内政権はそれ以前より保持)
国連加盟:1956年11月12日
政治体制:共和制、半大統領制
元首:大統領
    直接選挙制、任期5年、3選禁止。
政府:閣僚評議会(内閣に相当)
    大統領が議会最大会派の指導者を首相に任命。
    他の閣僚は首相が任命するが、外相と国防相の
    任命に関しては、大統領と協議の上で決定しなけ
    ればならない。
議会:一院制の人民代表議会(単に国会とも)
    217議席。直接選挙制(比例代表制)。任期5年。
政党制:多党制
国政選挙権:18歳以上の国民全て
兵役制度:徴兵制
国防費:10億7800万米ドル
軍組織:チュニジア軍
     陸軍2万7000人
     海軍4800人
     空軍4000人

[経済・通信・その他]
中央銀行:チュニジア中央銀行
通貨:チュニジア・ディナール (dinar, TND)
国内総生産(GDP):430億1500万米ドル
1人当たりGDP:3872米ドル
GDP構成比:農林水産業10.4%
        鉱工業28.2%
        サービス業61.4%
労働人口:401万人
失業率:15.2%
輸出額:140億7000万米ドル
輸出品:衣類、原油、リン酸肥料、オリーブ油、履物、野菜、果物、再輸出品
輸出先:フランス29%、イタリア17%、ドイツ11%、リビア6%、スペイン4%
輸入額:191億1000万米ドル
輸入品:機械類、天然ガス、精製石油、自動車、繊維原料、鉄鋼、穀物、砂糖
輸入元:フランス19%、イタリア16%、アルジェリア8%、ドイツ7%、中国6%
固定電話回線数:94万4000回線
携帯電話回線数:1459万8000回線
国別電話番号:216
ccTLD:.tn
インターネット利用者数:約547万人
車両通行:右側通行
平均寿命:76.2歳 (男性74.0歳、女性78.4歳)

[日本との関係]
国交樹立:1956年6月26日
相手公館:大使館 (東京)
駐日相手国人数:520人 (永住者90人)
相手輸出額:1億3900万米ドル
相手輸出品:衣類、魚介類、皮革、履物、オリーブ油、再輸出品
日本公館:大使館 (チュニス)
在留日本人数:127人 (永住者無し)
日本輸出額:2億1000万米ドル
日本輸出品:機械類、自動車と部品、精密機器、化学薬品、ゴム製品
現行条約:1956年 査証(ビザ)相互免除取極
       1960年 貿易取極
       1974年 青年海外協力隊派遣取極


《国歌「祖国を守りし者たち」》
制定:1987年
作曲:ムハンマド・アブデル・ワッハーブ
作詞:ムスタファ・サーディク・ラフィー/アブール=カーシム・エッシャビ
備考:詞中の彼女とは、チュニジアを指す(国を擬人化した呼び方)。

おお、祖国を守りし者たちよ!
我らが時代の栄光に結集せよ!
熱き血潮は我らの中に脈打っている。
我らは死ぬ。祖国のために。

天よ、雷鳴を轟かせよ。
炎と共に稲妻の雨を降らせるのだ。
チュニジアの男よ、若者たちよ。
彼女の力と栄光のため、立ち上がれ。
チュニジアに反逆者の居場所は無く、
彼女を守りし者たちの場所が、ただあるのみ。
我らはチュニジアに忠義を捧げながら生き、そして死んでいく。
これぞ尊厳ある生と名誉の死。

《国名の由来》
首都チュニスに地名を表す接尾語iaを付けた国名であり、「チュニスの国」を意味する。アラビア語ではتونس(トゥーニス)と呼ばれるが、これはチュニスのアラビア語読みと全く同じ。これがフランス語でTunisie(テュニズィ)、英語でTunisia(チュニージャ)と転訛したという。

チュニスの語源は、かつてこの地に都市国家カルタゴを築いたフェニキア人が、女神タニトフにちなんで紀元前4世紀頃にトゥネスという都市を建設したことに由来する。この古代都市トゥネスが現在のチュニス市の起こりとされている。

英語の公式国名はRepublic of TunisiaTunisian Republicという二通りの表記が混在しているが、チュニジア政府は前者を公式な表記として採用している。形容詞を用いた後者は、公用語であるアラビア語とフランス語による表記を直訳したもの。

旧国名
1956-
1957
 チュニジア王国
(ア)المملكة التونسية (アル=マムラカー・アル=トゥーニスィーヤ)
(仏)Royaume tunisienne (ロワイヨーム・テュニズィエンヌ)
(英)Kingdom of Tunisia (キングダム・オブ・チュニージャ)

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プロフィール

嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

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