ネパール

ネパール
नेपाल (ネパール) (ネパール語)
Nepal (ネポール) (英語)

Nepal.gif

世界で唯一、四角形ではない国旗として有名ですね。南アジア、ヒマラヤ山脈の南に位置する内陸国ネパールは、1768年にシャー家によって統一国家が実現し、以後インドを植民地化したイギリスの影響を受けながらも、王国として存続してきました。しかし2001年の王族殺害事件、その後の親政と民政移管の繰り返しといった一連の騒乱の末、約240年間続いたシャー王朝は2008年に廃止され、現在のネパール連邦民主共和国が成立しました。

国旗の三角形は王家と、1846年から1951年まで首相職を世襲・独占したラナ家の旗を組み合わせたものです。上部の月(王家)と下部の太陽(ラナ家)もそれを象徴しており、1962年まではそれぞれに顔が描かれていました。また同時に、2つの三角形はヒマラヤ山脈の山々と解釈されたり、国の主要宗教であるヒンドゥー教と、釈迦が生まれた地であることから仏教を表すともされます。

配色の意味合いは、赤が国民の勇気と勝利、そして国花であるシャクナゲ、青はヒマラヤの空と平和となっています。王政廃止に伴い国歌、国章は相次いで変更されましたが、国旗に関しては新デザインをめぐって各党派間で激しい議論が続いているため、新国旗制定までの暫定国旗として引き続きこの旗が使われる見込みです。

縦横比:4対3


ネパール連邦民主共和国
संघीय लोकतान्त्रिक गणतन्त्र नेपाल
(サンギィヤ・ロクターントゥリク・ガナタントラ・ネパール)

Federal Democratic Republic of Nepal
(フェデラル・デモクラティック・リパブリック・オブ・ネポール)


Map_of_Nepal.gif

統計データは原則として2015年時点のもの。

[地理]
位置:アジア
面積:約14.7万km² (北海道の約1.8倍)
人口:約2844万人
都市人口率:18.6%
首都・最大都市:カトマンズ (ネ:काठमाडौं 英:Kathmandu)
主要民族:100近い民族・社会集団に分かれるが、コーカソイドに属する
       インド・アーリア系と、モンゴロイドに属するチベット・ビルマ系
       の二大人種に大別される。人口の5%を超える民族は以下の
       通り。
       カス(カサス、チェトリ)族37%…インド・アーリア系
       マガール族7%…チベット・ビルマ系
       タルー族7%…インド・アーリア系
       タマン族6%…チベット・ビルマ系
       ネワール族5%…チベット・ビルマ系
主要言語:ネパール語が公用語。ネパール語はカス(カサス)族の民族語
       が、勢力拡大と共に国を代表する言語として定着したもので、
       現在では国民の4割半が母語とするほか、民族をまたぐ共通
       語として幅広く用いられる。他にマイティリー語など120以上の
       言語が話される。
主要宗教:ヒンドゥー教81%
       仏教9%
       イスラム教4%
       キラント教3% (注1)
       キリスト教1%

[政治・軍事]
建国:1768年(国家統一)
国連加盟:1955年12月14日
政治体制:共和制、議院内閣制(暫定政権)、連邦国家
元首:大統領
    議会が選出。任期5年。3選禁止。
政府:閣僚評議会(内閣に相当)
    首相は議会が選出。他の閣僚は首相が任命。
議会:一院制の立法議会
    601議席。直接選挙制(小選挙区比例代表並立制)。335議席は
    比例代表で、240議席は小選挙区から選出される。残る26議席
    は内閣による任命。2017年中に二院制の連邦議会に移行予定。
政党制:多党制 (小党乱立の傾向が強い)
国政選挙権:18歳以上の国民全て
兵役制度:志願制
国防費:2億9900万米ドル
軍組織:ネパール軍
     陸軍9万6000人
     (組織としては陸軍のみだが、一部に陸軍航空隊を含む)

[経済・通信・その他]
中央銀行:ネパール中央銀行
通貨:ネパール・ルピー (rupee, NPR)
国内総生産(GDP):208億8100万米ドル
1人当たりGDP:732米ドル
GDP構成比:農林水産業32.8%
        鉱工業15.8%
        サービス業51.4%
労働人口:不明 (1600万~1800万人と推計される)
失業率:不明 (40%前後と推計される)
輸出額:8億1300万米ドル
輸出品:絨毯、繊維原料、衣類、履物、飲料、ナッツ類、香料、豆類、茶、樹脂
輸出先:インド61%、米国10%、中国4%、ドイツ4%、英国3%
輸入額:65億1100万米ドル
輸入品:機械類、精製石油、鉄鋼、航空機、自動車、医薬品、米、金、銀
輸入元:インド62%、中国15%、UAE6%、ドイツ3%、スイス2%
固定電話回線数:84万7000回線
携帯電話回線数:2751万6000回線
国別電話番号:977
ccTLD:.np
インターネット利用者数:約496万人
車両通行:左側通行
平均寿命:70.7歳 (男性70.1歳、女性71.3歳)

[日本との関係]
国交樹立:1956年9月1日
相手公館:大使館 (東京)
駐日相手国人数:5万5236人 (永住者3372人、特別永住者3人)
相手輸出額:1075万米ドル
相手輸出品:衣類、絨毯、被り物、木材パルプ、皮革、履物、宝飾品
日本公館:大使館 (カトマンズ)
在留日本人数:1088人 (永住者34人)
日本輸出額:5797万米ドル
日本輸出品:自動車、鉄鋼、有機化合物、精密機器、機械類、ゴム製品
現行条約:1972年 青年海外協力隊派遣取極
       1994年 航空協定
       2003年 技術協力協定

(注1)
ネパールに住む民族のうち、キラント諸族と呼ばれる集団(リンブー族、ライ族など)に信仰される小宗教。ネパールの最大宗教であるヒンドゥー教に、チベット仏教と土着の精霊信仰(アニミズム)が習合したもの。


《国名の由来》
ネパール語ではनेपाल(ネパール)と表記される。古代インドのサンスクリット語で「麓(ふもと)」を意味するnipaに、「住み家」を表すalayaが合わさり、「山の麓の居住地」を意味する。ネパールの国土の多くはヒマラヤ山脈を戴く高山地帯であり、伝統的にその麓に人々の生活拠点が置かれてきたことから。一方、ネ(ne)という名の聖者がこの地を初めて統治(pal)したのでネパールとなったという説もある。

旧国名
1768-
2007
 ネパール王国
(ネ)नेपाल अधिराज्य (ネパール・アディラージャ)
(英)Kingdom of Nepal (キングダム・オブ・ネポール)
2007-
2008
 ネパール国
(ネ)नेपाल राज्य (ネパール・ラージャ)
(英)State of Nepal (ステイト・オブ・ネポール)

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プロフィール

嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

国旗に関しては、まずは基礎知識カテゴリを熟読して下さい。

ツイッターやってます。基本的に更新情報はここでつぶやいてます。

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