ボリビア

ボリビア
Buliwya (Buliwya Mamallaqta) (ケチュア語)
Wuliwya (Wuliwya Suyu) (アイマラ語)
Bolivia (スペイン語・英語)

Flag_of_Bolivia.png

1825年にスペインからの独立を宣言したボリビアは、1851年に赤、黄、緑の三色旗を制定。更に1888年には国章を配しました。配色は汎アフリカ色と同じですが、ボリビアは南アメリカの国であり、直接の関係はありません。また、中央の国章を省いたものを国旗として扱う場合も多いようです。

赤はボリビアを解放に導いた英雄達の血と動物資源、黄は豊かな鉱産資源、緑は国土と森林資源を表します。中央の国章には、山がちなボリビアの地形や国獣であるアルパカ、日の出、アンデス山脈に生息するコンドル、独立を表すマスケット銃、自由を表すフリギア帽と斧、平和の象徴である月桂樹などが描かれています。

国章内の10の星は、ボリビアを構成する9つの県、および1879-1884年の隣国チリとの戦争で失われたアントファガスタ地域(太平洋の沿岸地域)を象徴します。敗戦の結果、同地域をチリに割譲し、ボリビアは内陸国となってしまいましたが、いずれ同地域を奪還したいという希望を込めて、国章内の星を1つ多くしているのです。そうした想いから、ボリビアは内陸国になってしまった今でも、チチカカ湖に「海軍」を持っています。

縦横比:15対22

【旧国旗】
Bolivia_(1926-1951).png
独立翌年の1826年に制定された国旗です。使用している色は現国旗と同じですが、赤と黄の配置が異なります。中央の国章は月桂樹で囲まれ、星の数や大まかなデザインは異なりますが、アルパカや山、フリギア帽といった意匠は現在まで引き継がれています。1851年に廃止。


ボリビア多民族国
Buliwya Achka Nasyun Mama Llaqta
Estado Plurinacional de Bolivia
Plurinational State of Bolivia

※アイマラ語による公式国名は調査中

Map_of_Bolivia.gif

統計データは原則として2015年時点のもの。

[地理]
位置:南アメリカ
面積:約109.9万km² (日本の約2.9倍)
人口:1102万人
都市人口率:68.5%
首都:ラ・パス (La Paz, 注1)
最大都市:サンタ・クルス (Santa Cruz)
主要民族:メスティーソ(先住民と白人の混血)70%
       先住民(インディオ)20%
       ヨーロッパ系白人5%
       アフリカ系黒人1%
主要言語:スペイン語と先住民系諸言語が公用語に指定されている。
       スペイン語は6割以上の国民が母語として使用する筆頭言語
       で、他言語の話者も家庭やコミュニティの外ではスペイン語を
       共通語として用いる。先住民系諸言語のうち、ケチュア語とア
       イマラ語は母語率が1割を超えている。他にグアラニー語など
       多くの言語が存在し、総言語数は37に及ぶ。
主要宗教:キリスト教93%
        ローマ・カトリック教会76%
        プロテスタント諸派(メソディスト派が主)17%
       無宗教5%
       少数のバハーイー教、ユダヤ教、仏教など。
       先住民固有の伝統宗教も色濃く残っており、キリスト教徒も
       かなりの程度、古来の精霊信仰の影響を受けている。

[政治・軍事]
独立:1825年8月6日(独立宣言)、1847年7月21日(独立承認)
国連加盟:1945年11月14日(原加盟国)
政治体制:共和制、大統領制
元首:大統領
    直接選挙制。任期5年。3選禁止(注2)。
政府:内閣(首相職なし)
    閣僚は大統領が任命。
議会:二院制の多民族立法議会
    ●元老院(上院)
     36議席。直接選挙制(比例代表制)、任期5年。
     国家を構成する9州から4名ずつ選出。
    ●代議院(下院)
     130議席。直接選挙制(小選挙区比例代表併用制)。任期5年。
     77議席は小選挙区から、53議席は比例代表制に基づき選出。
政党制:多党制
国政選挙権:18歳以上の国民全て (義務投票制)
兵役制度:徴兵制
国防費:5億1300万米ドル
軍組織:ボリビア軍
     陸軍3万5000人
     海軍4800人 (内陸国だが、チチカカ湖警備用に保有)
     空軍6500人

[経済・通信・その他]
中央銀行:ボリビア中央銀行
通貨:ボリビアーノ (boliviano, BOB)
国内総生産(GDP):331億9700万米ドル
1人当たりGDP:3040米ドル
GDP構成比:農林水産業12.3%
        鉱工業35.8%
        サービス業51.9%
労働人口:499万人
失業率:7.5%
輸出額:75億2800万米ドル
輸出品:天然ガス、鉱石(鉛、亜鉛、錫、銀など)、原油、大豆とその加工品
輸出先:ブラジル28%、アルゼンチン17%、米国12%、コロンビア6%、中国5%
輸入額:89億8100万米ドル
輸入品:機械類、自動車、石油製品、鉄鋼、化学製品、繊維製品
輸入元:中国18%、ブラジル17%、アルゼンチン12%、米国11%、ペルー6%
固定電話回線数:88万1000回線
携帯電話回線数:1016万3000回線
国別電話番号:591
ccTLD:.bo
インターネット利用者数:448万人
車両通行:右側通行
平均寿命:69.3歳 (男性66.4歳、女性72.1歳)

[日本との関係]
国交樹立:1914年4月13日
相手公館:大使館 (東京)
駐日相手国人数:5469人 (永住者2821人)
日本公館:大使館 (ラ・パス)
       他にサンタ・クルスに領事事務所が存在するが、独立した公館
       の地位は持たず、駐ラ・パス大使館の管轄下で領事事務のみ
       を行う。
在留日本人数:2970人 (永住者2739人)
現行条約:1956年 移住協定
       1977年 青年海外協力隊派遣取極
       1978年 技術協力協定

(注1)
法律上の首都はスクレ(Sucre)だが、スクレには司法府である最高裁判所があるだけで、他の政府機関はラ・パスに置かれ、実質的な首都機能を果たす。日本外務省もラ・パスを首都と見なしているため、それに準拠した。

(注2)
3選は禁止されているが、2009年の憲法改正に伴い、2006年から在任中のエボ・モラレス大統領(ボリビア史上初の先住民大統領)のそれまでの任期はリセットされた。そのため2014年の大統領選でモラレス大統領は事実上の3期目となる当選を果たした。2016年には4期目の出馬を可能とする改憲案が国民投票にかけられたが、こちらは否決されたため、モラレス大統領の任期は2019年までとなる。


《国名の由来》
南アメリカ大陸の独立革命家シモン・ボリバルの名から。ボリバルはベネズエラ出身で、ボリビア以外にも大コロンビア(現在のコロンビア、エクアドル、ベネズエラ、パナマ)など大陸各地の解放運動に携わった軍人であり、大コロンビアの初代大統領になったほか、1820年代にはボリビアやペルーの大統領も兼務した。彼は今でもスペイン語で「解放者」を意味するEl Libertador(エル・リベルタドール)と呼ばれ、南米諸国の尊敬を集めている。

公式国名は2009年まではボリビア共和国だったが、先住民出身の現大統領エボ・モラレスの思想に基づき、ボリビア国民の多様性を表す現在の国名に変更された。

旧国名
1825-
1826
 ボリバル共和国
(西)República Bolívar
(英)Bolivar Republic
1826-
2009
 ボリビア共和国
(西)República de Bolivia
(英)Republic of Bolivia

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プロフィール

嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

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