ブルンジ

ブルンジ
Burundi
(ルンディ語・フランス語・英語)

Flag_of_Burundi.png

アフリカ中東部にある内陸国ブルンジは、1962年にベルギーから独立した国です。隣国ルワンダの兄弟国と呼ばれ、ルワンダ内戦と同様に多数派のフツ人を少数派のツチ人が支配する体制が悲劇を生みました。内陸国という経済的弱点や過密人口を抱えるところも同様で、内戦により壊滅状態に陥った国土の復興と経済開発にとって大きなハンディキャップになっています。

独立当時のブルンジは王国でしたが、1966年に共和制に移行し、翌1967年に現国旗を制定しました。1993-2005年にかけて、民族対立による激しい内戦が繰り広げられたものの、国旗そのものは変更されませんでした。

赤は独立のために流された血、緑は希望と発展、白は平和を象徴します。中央に置かれた3つの星は、フツ人、ツチ人、トゥワ人という国内の主要な3民族と、国の標語である「統一、労働、進歩」を表しています。縦横比はもともと2対3でしたが、1982年に現在の3対5に改められました。

縦横比:3対5

【旧国旗】
Kingdom_of_Burundi.png
独立に伴い制定されたブルンジ王国時代の国旗です。王政が廃止された1966年まで用いられました。大まかなデザインは変わっていませんが、中央の意匠は王家の象徴であるカリェンダと呼ばれる太鼓とモロコシの花で構成される紋章となっています。

1866年の王政廃止後、王家の象徴であるカリェンダは削除され、中央には暫定的にモロコシの花だけが残されました。翌1967年、現国旗のデザインが採用されたことにより完全に廃止。


ブルンジ共和国
Republika y'u Burundi
République du Burundi
Republic of Burundi


Map_of_Burundi.gif

統計データは原則として2015年時点のもの。

[地理]
位置:アフリカ
面積:約2.8万km² (四国の約1.5倍)
人口:約1081万人
都市人口率:12.1%
首都・最大都市:ブジュンブラ (Bujumbura)
主要民族:黒人諸部族がほとんどで、うち8割半をフツ族が、1割強を
       ツチ族が占め、二大民族となっている。他にトゥワ族などの
       小規模な部族が存在し、都市部では極少数の白人やイン
       ド系も居住している。
主要言語:ルンディ(ルンジ)語とフランス語が公用語。ルンディ語はフツ族
       とツチ族の双方の共通語であり、国民のほとんどが母語として
       使用する。また、北隣のルワンダ語との相互理解性も高く、同
       一の言語と見なされる場合もある。ただ政府機関、教育などの
       公共性の高い分野ではフランス語が優先される傾向が強い。
       フランス語の理解率は都市部から離れるほど低くなり、国民の
       2割未満しか話せない。東アフリカの共通商用語であるスワヒ
       リ語は公的な地位を与えられていないが、ビジネス用語として
       広く用いられる。
主要宗教:キリスト教90%
        ローマ・カトリック教会65%
        プロテスタント諸派25%
       伝統宗教(各部族固有の精霊信仰)5%
       イスラム教(スンナ派がほとんど)3%
       無宗教1%

[政治・軍事]
建国:15年世紀頃(初期王権の成立)、1680年(ブルンジ王国成立)
独立:1961年12月12日(自治国)、1962年7月1日(正式独立)
国連加盟:1962年9月18日
政治体制:共和制、大統領制
元首:大統領
    直接選挙制。任期5年。3選禁止。
政府:閣僚評議会(内閣に相当、首相職なし)
    閣僚は大統領が任命。
議会:二院制の国会
    ●元老院(上院)
     49議席。34議席は国家を構成する17県から2名ずつ、間接選挙
     によって選出(フツ族とツチ族が半数ずつ)。8議席は女性議員枠。
     3議席はトゥワ族から選出。残る4議席は大統領経験者の議席。
     大統領経験者の任期は終身制だが、他の議員の任期は5年。
    ●国民議会(下院)
     121議席。100議席の直接選挙(比例代表制)枠に加えて若干の
     配分議席が用意され、トゥワ族など二大民族以外の少数派に割
     り当てられる。直接選挙枠はフツ族が6割、ツチ族が4割と定めら
     れているほか、全議席の3割は女性議員枠とされる。任期5年。
政党制:多党制
国政選挙権:18歳以上の国民全て
兵役制度:志願制
国防費:6300万米ドル
軍組織:ブルンジ国防軍
     兵員総数は約2万人で、全ての部隊が陸軍に属する。
     ただし陸軍の指揮下に小規模な航空隊や憲兵隊を含む。

[経済・通信・その他]
中央銀行:ブルンジ共和国銀行
通貨:ブルンジ・フラン (franc, BIF)
国内総生産(GDP):30億9400万米ドル
1人当たりGDP:276米ドル
GDP構成比:農林水産業45.8%
        鉱工業17.1%
        サービス業37.1%
労働人口:526万人
失業率:不明 (5~10%と推計される)
輸出額:1億3300万米ドル
輸出品:コーヒー豆、茶、金、レアメタル鉱石(タングステンなど)、石鹸、葉タバコ、皮革
輸出先:ドイツ12%、パキスタン10%、コンゴ民主11%、ウガンダ8%、スウェーデン8%
輸入額:6億8400万米ドル
輸入品:石油製品、食料品(特に穀物)、機械類、医薬品、自動車、鉄鋼
輸入元:ケニア15%、サウジアラビア14%、ベルギー10%、タンザニア8%、ウガンダ7%
固定電話回線数:2万2000回線
携帯電話回線数:499万8000回線
国別電話番号:257
ccTLD:.bi
インターネット利用者数:17万人
車両通行:右側通行
平均寿命:60.6歳 (男性58.8歳、女性62.3歳)

[日本との関係]
国交:1962年7月1日
相手公館:無し (駐中国大使館が兼轄)
       ※1989年に東京にブルンジ大使館が開設されたが、
        1997年に閉鎖。以来、日本に駐在するブルンジの
        公館は存在しない。
駐日相手国人数:16人 (永住者1人)
日本公館:無し (駐ルワンダ大使館が兼轄)
在留日本人数:4人 (永住者無し)
現行条約:1992年 青年海外協力隊派遣取極


《国名の由来》
「ルンディ(ルンジ人)の国」という意味だが、ルンディ人とはこの国の二大民族であるフツ族とツチ族の総称(隣国ルワンダではルワンダ人となる)。もともと双方に文化的差異はほとんどなく、ベルギーの植民地政策の中で社会的地位によって分断されただけの集団であって、系統上は同じ存在と見られている。これにルンディ語で国や土地を表す定冠詞Bu(ブ)を付加した国名である。ルンディとは「ふくらはぎ」を意味する。ブルンディと表記も広く見られ、実際に現地語の発音はこれに近い。

旧国名
1962-
1966
 ブルンジ王国
(ル)Ubwami bw'i Burundi
(仏)Royaume du Burundi
(英)Kingdom of Burundi

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プロフィール

嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

国旗に関しては、まずは基礎知識カテゴリを熟読して下さい。

ツイッターやってます。基本的に更新情報はここでつぶやいてます。

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