パナマ

パナマ
Panamá (パナマ) (スペイン語)
Panama (パナマ) (英語)

Flag_of_Panama.gif

中央アメリカの大陸部に位置し、南北アメリカ大陸の接点となっている国パナマ。国の中央部をパナマ運河が通り、世界的な交通の要衝として知られます。この地は歴史的にコロンビアの一部であり、アメリカがコロンビア議会に運河建設を申し入れたものの答えはノー。業を煮やしたアメリカはパナマの独立派を支援し、1903年にパナマ共和国として独立させ、新国家に運河建設を承諾させました。

パナマ運河は1914年に完成しましたが、運河地帯(the Canal Zone)はアメリカの永久租借地と決められ、パナマの政治・経済そのものもアメリカの強い支配下に置かれました。独立とは名ばかりだったのです。しかし次第にパナマ人による運河返還運動が活発となり、1999年には遂に運河地帯がパナマに返還されました。ナショナリズムと強く結びついたこの出来事は、パナマの「真の独立」として同国の歴史に刻まれています。

国旗は1903年、初代大統領マヌエル・アマドールとその夫人によって考案され、翌1904年に正式に制定されました。星といい、配色といい、アメリカの星条旗の影響を強く感じさせる旗であり、当時のパナマの立ち位置がうかがい知れます。赤と青は独立当時の二大政党(赤=自由党、青=保守党)を、白は国家建設のために二大政党が融和することを象徴します。また同時に、赤い星は国家と法の権威、青は純粋さと誠実さを表します。

縦横比:2対3


パナマ共和国
República de Panamá
Republic of Panama


Map_of_Panama.gif

統計データは原則として2015年時点のもの。

[地理]
位置:北アメリカ (大陸部)
面積:約7.5万km² (北海道の約90%)
人口:約398万人
都市人口率:66.6%
首都・最大都市:パナマシティ (西:Ciudad de Panamá)
                   (英:Panama City)
主要民族:メスティーソ(白人と先住民の混血)65%
       先住民(インディオ)12%
       アフリカ系黒人9%
       ムラート(白人と黒人の混血)7%
       ヨーロッパ系白人6%
       少数の中国系、インド系、アラブ系など。
主要言語:スペイン語が公用語で、国民の大半が母語としている。
       英語も商業言語として使用。他にクナ語、ノベ語、ブクレ
       語など先住民の各部族語。
主要宗教:キリスト教91%
        ローマ・カトリック教会72%
        プロテスタント諸派19%
       無宗教5%
       バハーイー教1~2%
       他に少数のユダヤ教、イスラム教など。

[政治・軍事]
独立:1821年11月28日(スペインから)、1903年11月3日(コロンビアから)
国連加盟:1945年11月13日(原加盟国)
政治体制:共和制、大統領制
元首:大統領
    直接選挙制、任期5年、連続しての再選は禁止。
政府:内閣(首相職なし)
    閣僚は大統領が任命。
議会:一院制の国民議会
    71議席。直接選挙制(比例代表制)。任期5年。
政党制:多党制
国政選挙権:18歳以上の国民全て
兵役制度:なし (正規軍なし)
国防費:不明 (4~6億米ドルと推計される)
備考:約3万人の治安部隊(警察隊、国境警備隊、沿岸警備隊)を
    保有するが、正規軍であるパナマ国防軍は1990年に解体。

[経済・通信・その他]
中央銀行:パナマ国立銀行
通貨:バルボア (balboa, PAB, 注1)
国内総生産(GDP):521億3200万米ドル
1人当たりGDP:1万3265米ドル
GDP構成比:農林水産業2.9%
        鉱工業14.4%
        サービス業82.7%
労働人口:159万人
失業率:4.5%
輸出額:159億2000万米ドル (注2)
輸出品:再輸出品、魚介類、金、果物(主にバナナとパイン)、衣類、コーヒー豆
輸出先:米国20%、ドイツ13%、コスタリカ8%、中国6%、オランダ4%
輸入額:224億8000万米ドル (注2)
輸入品:原油、精製石油、船舶、機械類、鉄鋼、自動車、医薬品、穀物
輸入元:米国26%、日本24%、中国10%、メキシコ5%、コロンビア5%
固定電話回線数:61万9000回線
携帯電話回線数:694万7000回線
国別電話番号:507
ccTLD:.pa
インターネット利用者数:約180万人
車両通行:右側通行
平均寿命:78.7歳 (男性75.8歳、女性81.6歳)

[日本との関係]
国交樹立:1904年1月7日
相手公館:大使館 (東京)
       総領事館 (神戸)
駐日相手国人数:90人 (永住者18人)
相手輸出額:3億6700万米ドル
相手輸出品:再輸出品、船舶、コーヒー豆、魚介類、宝石くず
日本公館:大使館 (パナマシティ)
在留日本人数:334人 (永住者50人)
日本輸出額:55億3700万米ドル
日本輸出品:船舶、自動車、機械類、有機化合物、精密機器、ゴム製品
現行条約:1985年 パナマ運河代替案調査委員会取極(米国も含む)
       1989年 青年海外協力隊派遣取極
       2006年 技術協力協定
       2016年 租税情報交換協定

(注1)
法定通貨はバルボアだが、バルボアには紙幣が存在せず、代わって米ドル(dollar, USD)紙幣が流通している。硬貨も米ドル硬貨にバルボア硬貨が多少混じる程度である。こうしたことから、パナマの実質的な通貨は米ドルといえる。

ただし、パナマ人はバルボア硬貨のみならず米ドルの紙幣・硬貨も一律にバルボアと呼んでいる。これはバルボアの為替レートが米ドルと常に等価で固定されており、硬貨の材質や大きさも全く同じであることから、日常生活において両硬貨を区別する必要が無いためである。

(注2)
運河地帯の国際自由貿易地域の取引を含んだ数値であり、純粋なパナマの貿易は輸出が7~10億ドル、輸入が100~120億ドルほどと推計される。


《国名の由来》
由来には諸説あるが、現在の首都パナマシティ周辺に住んでいた先住民クエバ族の言葉で「魚が多い地」、もしくはカリブ系先住民の言葉で「沢山の蝶」とする2つの説が有力。

英語表記ではPanamaだが、スペイン語表記は最後のaにアキュート・アクセント(鋭アクセント)が付いたPanamáなので注意。

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嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

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