シッキム

シッキム
Sikkim
(英語)

Sikkim.png

世界地図を見てみると、ネパールとブータンの間にインドの領土が突き出ています。実はここには、1642-1975年まではシッキム王国という独立国が存在していました。チベット系ブディヤ人の王国として建国されたシッキムは、インドがイギリスの植民地となった後も保護国として存続し、インド独立後はインド政府がイギリスの権利を継承しました。

シッキムは紅茶で有名なインドのダージリンと同じく、茶葉を主な輸出品とする地です。しかしインド独立の時点で既に茶葉の栽培のために労働力として導入されたネパール人(ヒンドゥー教を信仰)が住民の多数派となり、総人口の7割以上を占めていました。そのため実権を握る先住民のブディヤ人やレプチャ人(チベット仏教を信仰)との対立が生じ、ネパール系住民は同じくヒンドゥー教徒が多数派のインドへの併合を求めるようになります。このネパール系住民の意向を取り込む形で1975年にインド軍がシッキムを占領し、併合。現在はインドのシッキム州となっています。

シッキム国旗は1967年に制定されたもので、中央には仏教のシンボルである法輪(チャクラ)が配されています。配色の意味についてはよくわかっていません。上記のようなシッキム併合の様子をまざまざと見せ付けられたのが同じような事情を持つ隣国ブータン。シッキムと同じ目に合わないよう、ブータン独自の伝統文化を全面に押し出した政策を続けています。

縦横比:2対3 (?)


シッキム王国
Kingdom of Sikkim


Location_of_Sikkim.gif

《国名の由来》
リンブ語で「新しい宮殿」を意味する。シッキム王国の初代国王プンツォグ・ナムギャルがこの地に自らの王宮を建設した際、「新しい」を意味するSuと「家」や「宮殿」を意味するKhyimを合成して命名し、後に英語に転訛してSikkimと表記されるようになった。

現在の領域:インドのシッキム州
首都:ガントク (Gangtok)
公用語:不明

コメント

非公開コメント

プロフィール

嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

国旗に関しては、まずは基礎知識カテゴリを熟読して下さい。

ツイッターやってます。基本的に更新情報はここでつぶやいてます。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

外部リンク
QRコード
QRコード
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
Flag counter