トゥヴァ

トゥヴァ
Тыва (トゥヴァ語、ロシア語)
Tuva (英語)

Tuva.png

ロシア中南部、モンゴルとの国境沿いにあるトゥヴァ共和国は、トルコ系トゥヴァ人の自治区画です。トゥヴァ人は13世紀から18世紀にかけてモンゴル人の統治を受けていたため、トルコ系民族でありながらモンゴル文化圏の一部を構成しており、モンゴル人と同じくチベット仏教を信仰します。

1921年にロシア共産党(後のソ連共産党)政権により傀儡国家トゥヴァ人民共和国(タンヌ・トゥヴァ)が建国され、形式的に独立していた時期もありましたが、1944年にトゥヴァ自治州としてソ連に併合されました。その後1961年に自治共和国、次いで1992年には共和国に昇格しています。

トゥヴァの国旗は1992年の共和国昇格に際して制定されました。白は道徳を表すと同時に、トゥヴァ人が伝統的に身分の高い者を迎え入れる時に武具に付ける銀の装飾にちなみます。黄色い三角形は富を象徴する金とチベット仏教の高貴な色、青は首都クズルを流れる2つの川が1本にまとまり、世界第5位の長さを誇る大河エニセイ川を形成する様子と、トゥヴァの空を表しています。制定時の縦横比は1対2でしたが、2002年に現在の2対3に改められました。

縦横比:2対3

【旧国旗】
Tuvan_Peoples_Republic_(Tannu_Tuva)_1933-1940.png

ソ連の傀儡国家として1921年から1944年にかけて存在したトゥヴァ人民共和国(タンヌ・トゥヴァ)の国旗です。この国は建国からソ連への併合までの23年間に6度も国旗が変わりましたが、どの国旗も地色が社会主義を象徴する赤であることに変わりありませんでした。上記の旗は最も長い期間国旗の地位にあったもので、1933年から1941年まで用いられました。

中央の紋章には草原を駆ける遊牧民と国土の形が配され、その下にはトゥヴァ人民共和国の頭文字であるTAR、「万国の労働者と東方の虐げられし諸民族よ、団結せよ!」という国家の標語がトゥヴァ語で書かれています。


トゥヴァ共和国
Тыва Республика
Республика Тыва
Republic of Tuva


Tuva-location.png

連邦管区:シベリア連邦管区
面積:約17.1万km² (ロシア全土の約1.00%)
人口:約31万人 (2010年推計)
首都・最大都市:クズル (Kyzyl、クズイル、キジルとも)
主要言語:トゥヴァ語とロシア語が公用語

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嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

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