イングーシ

イングーシ (イングシェティア)
ГIалгIайче (イングーシ語)
Ингушетия (ロシア語)
Ingushetia (英語)

Ingushetia.png

イングーシはロシア南西部、西アジア地域との接点に位置するカフカス(コーカサス)地方にある共和国です。ソ連時代は同じスンナ派イスラム教を信仰し、民族的にも極めて近いチェチェン人とチェチェン・イングーシ自治共和国を形成していましたが、ソ連崩壊後の1992年に両者は分離しました。背景には、人口で勝るチェチェン人が優遇されることに対するイングーシ人の反発や、ロシアからの独立を目指すチェチェン人とロシア残留を求めるイングーシ人の間で意見の相違が生じた経緯が関係しています。

ロシアの中でも貧しい地域に数えられるイングーシですが、カフカス山脈から得られる良質な天然水、石油などの天然資源も未開発ながら埋蔵しており、潜在的には経済成長の可能性を秘めています。しかしイングーシの国土はロシアを構成する21共和国の中で最小で、チェチェン平野の一部となっている北部を除けば大半の地域が高地または山岳地のため、利用できる土地が少ないという弱点を抱えています。更に、隣国チェチェンの独立派ゲリラが流入して政情不安にも見舞われており、基礎的なインフラの整備が遅れていることから観光客も呼び込めません。イングーシの安定的な成長には、これら多く課題が克服される必要があります。

緑、白、赤を使ったイングーシ共和国の国旗は1994年に制定されたもので、緑がイスラム教の聖なる色であると同時に豊かな自然を、白が国土の神聖さと純潔を、赤は国土防衛のために流される血を表します。中央に配された文様は太陽と宇宙を図案化したものであると同時に、イングーシ人の精神性は過去・現在・未来へ脈々と受け継がれており、他ならぬイングーシ人自身がそれを自覚する、という意味を持つ民族的象徴です。制定当初の縦横比は1対2でしたが、1999年に現在の2対3に改められました。

縦横比:2対3


イングーシ共和国
ГӀалгӀай Мохк
Республика Ингушетия
Republic of Ingushetia


Ingushetia-location.png

連邦管区:北カフカス連邦管区
面積:約3500km² (ロシア全土の約0.02%)
人口:約41万人 (2010年推計)
首都:マガス (Magas)
最大都市:ナズラン (Nazran)
主要言語:イングーシ語とロシア語が公用語

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嫁ドリル

Author:嫁ドリル
国旗と酒をこよなく愛する関西女。
カイロ、ドバイ、カルガリー駐在員を経て、現在は関東で働きながら旦那と1女1男の4人暮らし中。

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